「犬の十戒」
〜The ten commandments of a dog〜

1. My life is likely to last ten to fifteen years.
Any separation from you will be painful for me.
Remember that before you buy me.

あたしの一生は１０年とか１５年とかしかないの。
ほんのちょっとの間でも、ママと離れてるのはつらいの。
あたしをかう（買う／飼う）前に、お願い、それをちゃんと考えてね。

2. Give me time to understand what you want of me.
「ママがあたしに望んでる事」をあたしが理解できるようになるまで待ってちょうだい。

3. Place your trust in me-it's crucial to my well-being.
あたしを信じてね。それだけであたしは幸せなの。

4. Don't be angry at me for long and don't lock me up as punishment.
You have your work, your entertainment and your friends.
I have only you.

あたしのこと、ず〜と怒ってたりしないでね。
それと、罰よって言って檻の中に閉じ込めたりしないで。
ママにはお仕事があるし、楽しいことだってあるし、お友達もいっぱいいるでしょ？
あたしにはね、ママしかいないの。

5. Talk to me sometimes.
Even if I don't understand your words, I understand your voice when its speaking to me.

たまにはあたしに話しかけてね。
たとえママの言葉は理解できなくったって、あたしに話しかけてるママの声で理解できるの。

6. Be aware that however you treat me, I'll never forget it.
ママがあたしをどう扱ってるか気づいてね。あたしはそれを絶対に忘れないのよ。

7. Remember before you hit me that I have teeth that could easily crush the bones of your hand
but that I choose not to bite you.

あたしはママの手の骨を簡単に噛み砕いちゃえる歯があっても、
でも、敢えて噛まないようにしよう、ってしてるってこと、
あたしを叩く前に思い出してね。

8. Before you scold me for being uncooperative, obstinate or lazy,
ask yourself if something might be bothering me.
Perhaps I'm not getting the right food,
or I've been out in the sun too long, or my heart is getting old and weak.

言うことをきかない子ねとか、強情な子ねとか、ぐうたらしてるなぁ、って叱る前に、
あたしが何か困ってる事がないかって、よぉく考えてみてね。
もしかしたら、ちゃんとしたごはんをあたしが食べれてないのかもしれないよ。
それかお日様ギラギラのお外にめっちゃ長くいたのかもしれないし、
年をとっていくにつれて心臓がだんだん弱くなってきてるかもしれないじゃない？

9. Take care of me when I get old; you, too, will grow old.
あたしが年をとっても、面倒みてね。ママだっておんなじように年をとるんだよ。

10. Go with me on difficult journeys.
Never say, "I can't bear to watch it, or, "Let it happen in my absence."
Everything is easier for me if you are there.
Remember, I love you.

最期の旅立ちの時には、そばにいてね。
「こんなの見てるのは耐えられないよ」とか「私がいない時に死んでほしい」なんて絶対に言わないでね。
ママが傍にいてくれたら、 あたしにはどんなことでも安らかに受け入れられるんだから。
わすれないでね。あたしはママを愛してるの。

Author Unknown
作者不明

翻訳：藤咲理香
リーズバージョンで意訳してみました。

（02nd Feb.08)