せかいとぼくはたたかっている

きっとせかいがかつだろう

ぼくにみかたはいるのだろうか

ああ、せかいはきょうもまたすこし

ざんこくになってゆく

でもきみのことがすきになったから

つめたいむなしさをまぎらしながら

うたっていることにしよう

（島田雅彦　詩　またあした　より一部抜粋）

友達の日記に書いてあった詩。

めっちゃ身につまされる。

そうだよ。

あたしは世界と戦ってるの。

んでもって、世界が勝つ事も知っているの。

だって、あたしなんか一兵卒だもん。

巨大な力なんかに勝てやしない。

でも、がんばるの。

勝ち目はないけれど。

あたしが逃げないという事で、

もしかしたら、何かが変わるかもしれない。

次世代の頑張っている女の子達が、

もしかしたら、ほんの少しだけ絶望を感じないですむかもしれないし。

でもいつもそんな風に考えられない。

だって、あたしはただの人だもん。

神様じゃないし、聖人じゃないし。

それに、あたしには、

つめたいむなしさを感じながらも歌うことができるような