辛い時に、相談できる人を持っている私は幸せ者だ。

どんなに強そうに見えたって、
人前でなみだを流したくない人だって、
そこまで丈夫な人間はいないんじゃないのかな。
・・・と、思う。

まあ、これは、あくまで私個人の考え方なんだけれどね。

ちなみに私は、
別に自分から強そうに見せてるつもりは全くないんだけれど、
どうも周囲から見ると強い人間に見えてしまうようだ。

誰も、私を頼らせてくれない。

たぶん、こちらが頼めばみんな喜んで頼らせてはくれるんだろうけれど。
でも、私も、なんとなく頼らせてと言えない。

私の中で見えない壁になっている様な気がする。
私が作っている壁？あなたが作っている壁？
たぶん両方なんだろうな。

辛い時に辛いって分かってくれる人。
敏感に何かを感じ取ってくれる人は嬉しい。
私をいつもよく見ていてくれるってことだから。

「どうしたの？」「何があったの？」「ゆっくりでいいから話してご覧」
うまく紡ぎ出す糸口がなくても、混乱していても、
その状況を吐き出して整理する言葉をかけてくれる。

具体的に何が変わらなくても、
或いは変わっても、
私の体の中で、穴のあいた胃の痛みを鎮める鎮静剤になってくれ、
又、眠れない夜を、寝かせてくれる睡眠薬になる。
悪夢でたびたび目覚めながらでもね。

感謝してる。
「聞いてあげる事しか出来なくてごめんね」
なんて言わないでくれて。

そういう言葉って嫌いなんだよね。
「言い訳」されているようで。
「別にこっちもなにも求めちゃいないんですけれど」と言いたくなる。
聞いて「もらって」いる分際なのにね。

感謝してる。
私の事を心から信じてくれて。
その愛情と思いやりの気持ちは、昔からかわんないね。
私を傷つけるもの全てに対して、怒っている気持ちが伝わってくるよ。

だけど、一番に私のことを考えてくれてありがとう。
私も、おかげで、ばかをやらなくて済みそうだよ。

私が人生を踏み外さないで済みそうなのは、
みんな、あなたのお陰。

本当にありがとう。