Why don't we make our body?

友達と靴のサイズの話をしていた。

「私、最近歩かなくなったから、足が小さくなってきたんだよ。
昔は２４，５だったんだけれど、今は２４とかかな」

・・・え。
足って小さくなるんですか？？

でもさ、分かる気もするんだよね。
やっぱり人間って日々進化し続けているんだと思う。
自分の生活環境に合わせて、ベストな状態を保とうとしているんだと思う。

例えば、歩かなくなるじゃない。
そうしたら、足は必要ないわけで、
筋肉とかがなくなって細くなってくる。
いらないものは切り捨てようという徹底した合理主義だろうね。

逆にそのやり方を逆手にとれば、
自分の望む形っていうのを
日々の生活で作りあげていくことができるのではないだろうか。

まあ、考えてみたら、人類はとっくにそれに気がついていたはず。
それがトレーニングの基本理念なんだろうけれど。

でも、そう自分で思いついたときに、
急にトレーニングというものに命が吹き込まれて、
自分の中で生き生きと輝いてきた。

まずは「こうありたい」という理想を思いつくこと。
なければ「ここの肉が少しなくなればいいのに」とかね。
次に、それをするためにはどうしたらいいのかを自分で考える。
テレビとか雑誌なんかをあてにしちゃだめ。

この肉がもう少し上にこないかな・・・。
と思ったら、上にあげようよ。
とりあえずオイルを付けて持ち上げるようにしてマッサージしてみる。
（ここでオイルを付けるのは、摩擦で痛くならないためであって、
別になんのオイルでもいいです。）

それだけで、驚く程形が変わる。

人間ってまるで粘土だ。
神さまがアダムを土くれから作り出したのだから、
きっと人間は粘土細工なんだ。

自分で自分の好きなように体をデザインしていこうよ。
意外と簡単なことなんだから。
人に任せる事ばかりを考えてないで、
まず自分で動こうよ。

（09th Feb. 2006)