声ブログ

声のブログをはじめました。

ナレーターなどのお仕事をやっている友達がやっているのをみて、
これは是非理香もやってみたいと思ったのです。

声っていいね。
なんだか、とても、近く感じる。

文字だけのコミュニケーションもいいけれど、
声には肉がある。
声には命がある。
だからもっともっと近くに感じることが出来る。

もしかしたら、映像よりも近く感じるかもしれない。

だって、映像だと、あたしたち、慣れちゃってるから。
ブラウン管の向こう側の世界が虚構の世界だって、知っちゃってるから。

だから、ビデオブログになったら、
普通のテレビ放送みたいに感じるかも知れない。
つまり別世界の事が流れている小さな四角いボックス。
そう感じてしまうかも知れない。

映像って、たくさんの情報が流せるんだけれど、
そしてそれは大きなメリットなんだけれど。
その素晴らしさ故に、使い尽くされてしまった感も否めない。

声は、違うよね。

想像の余地がある。
そして、虚飾がない。
というか、虚飾を作る必要性もない。

なぜなら真実はあなたの頭の中で作られたモノだから。
そして、全ての人が勝手に思い思いの真実を作り上げるモノだから。

映像は、違うよね。
いろんなものが分かる。
そのものの複雑な形も、微妙な色も、大きさも、表情も、
全てが一瞬で伝えられる。

けれど、妥協がない。
想像の余地がない。

「これが真実です」ってものを突きつけられてしまうから。
自分がそれ以上くっつけられなくなってしまう。

テレビが全盛になっても、
粘り強く根強くラジオという形態が残っているのも、
声の力の存在証明なのかも知れない。