見た目とのギャップ

見た目とのギャップって勿体ないことかもしれない。

私と実際に逢ったことがある人なら分かると思うけれど、
私は小さい頃から大分年上に見られてきた方だ。
この年になって、漸く見た目相応になってきたけれど、
昔は相当へこんだりしたものだった。

しかし、理香は写真に撮ると、
たまに相当若く写る事がある。
まるで１０代。或いは２０歳そこそこぐらいに見えてしまう。

まあ、このギョウカイ、若く見えるのは良いことだ。

で、そういうのを宣材にしていると、
ナニゲに不便なことになる。

写真を見て選ばれたのに、
実際にオーディションにいってみると、
「あれ？大分様子が違うぞ？！」ってことになる。
そして、オーディションで落とされる。

書類選考のみで通っちゃったりするのはラッキーなんだけれど、
実際に現場で「ちょっと思ったのと違うな」なんて思われてやだし。
それって、結構気まずくない？！

ドモホルンリンクルのＣＦのおばちゃんだって、
「○○○子、６８歳、ドモホルンリンクル使ってます」
なんていって顔を見せて、
「うわっ。見えね〜☆。すごい！」って思うけれど、
実生活じゃあ相当苦労してそうだよね。

まあ、逆に老けて見えるよりかは全然得してそうだけれど。

最近、先輩のいけだりかさんから言われた。

理香ちゃんももう結構このギョウカイ長くやってきているんだから、
逆に多少年取った風な宣材を作ってみたらどう？って。
年取ったって言っても、別に老けてるものというワケではなくて、
２０代後半から３０代前後に見えるようなものね。

逆にそのぐらいの年齢ならそのぐらいの年齢のオファーが結構あるし、
レースクイーンやキャンギャルみたいなものなんかと違って、
その方が息長く活躍出来るし。

なるほど。
それも一理あるよね。

あたしみたいな大人顔は、逆に潰しがきくから、
もしかしたらめちゃくちゃ得なのかも知れない。
この雰囲気に合わせて年齢を、そして宣材を作っていく。
そういうのがぴたっと合わさったら、
或る意味、ビジネスチャンスかも☆。

（22th Mar. 2006)