開幕を迎えて

いよいよ開幕戦だ。

今年２００６年も、なんとか無事に決まってよかったなぁ。
考えてみれば、普通は１年で終わりというレースクイーンの寿命。
周囲に恵まれて、なんと今年も続けることが決定しました。

レースクイーンと一口に言っても、有象無象のクイーンがいる。
小さなレースで、一度でもサーキットに立ったらそれはレースクイーン。
多分、第三者的には同じように「レースクイーン」。
一般から見たら区別も付かないし変わらないことなのかも知れない。
けれど、それは、地方の小劇団も劇団四季のトップ女優もまとめて
「舞台やってます」という括りでくくっちゃうのと同じ事だと思うんだよね。

この日本という国の、レースクイーンヒエラルキーの中では、
やっぱり、ＧＴ。
日本の国内レースの中で一番人気のあるのは、これでしょう。
「ＧＴレースクイーンじゃなかったらレースクイーンじゃない」
なんて言っている女の子達も多いと聞きます。

レースクイーンの世界に一度でも足を踏み入れたことがある女の子達ならば
必ず夢を見る、檜舞台。
それが、ＧＴなのです。

勿論、レースは世につれ、というところもあります。
１０年以上も昔は、フォーミュラニッポンが花形だったそうです。
今は参加台数も少なく、あんまりぱっとしないけれどね。
ただ、参加台数が少ないだけあって、レースクイーンの人数が少ないのと、
やはり格は高いので、アリでしょう。
「ＧＴは人が多過ぎちゃって苦手。
私はのんびりしたＦポンの方が好きかな。」
なんて、理香の友達の貝吹美弥子ちゃんが言っていたけれど、
好きな女の子は好きなカテゴリーかもしれない。
理香もレースクイーンがうんぬんという話とは、ずれてしまうけれど、
Ｆポンはレーサーさんの実力が試される面白いレースだと思っています。

更にその前は二輪が花形だったようです。
もうそのころの話になると全然知らないんだけれどね。

理香も、レースクイーンという職業の人間として、今年も、
ＧＴレースクイーンというレースクイーンのトップカテゴリーに参加することが出来て、
とても光栄に思います。

でも、ぶっちゃけ、毎年ホントに修羅場なんだよね〜。

最近でこそ、もう大分気楽になってきたけれど、
昔、レース経験が浅かった頃なんかは、オーディションの結果で一喜一憂☆。
大体オーディションとか重なるから、
１日に何個も何個も掛け持ちして走り回って結局全部落ちちゃったりして
メチャ落ち込んでブルーになっていたりとか・・・。
でもやりたいし、眠れないような日々が続くこともあったなあ・・・。
しみじみ。

今は、理香、車大好きだし、本当にレースが好きだから
是非やりたいって気持ちには変わりないんだけれど、
ただ、もうＧＴも５年目なんで、
無理なら無理でもしょうがないかな〜って気持ちになってきたから気は楽☆。

ただ、ここまで出来るのも、本当に周囲のみんなのお陰なんだよね。

この気持ちを忘れずに、
いつまでも頑張っていこうと思っているよ。

（17th Mar. 2006)