Water

それにしても、海外は水が悪いよね。
と、海外に行くたびに思う。
いや、日本に帰ってくるたびに思う。

どんなにがっちりと日本でトリートメントを入れて貰っていても、
海外に到着して髪を洗った途端にばさばさになってしまう。
日本とおなじお化粧品を使い、おなじケアをしていても、
顔を洗った途端、日焼けしてむける前のように表皮が固くなる気がする。

硬水だとか軟水だとかっていうのも勿論あるんだろうな。
だからヨーロッパで悩むのは分かる。

そして、グアムなんかだと、ホテルでも真水はでないらしい。
私が泊まったところはヴィラみたいになっていて、
そこは島で一件だけ「真水が出る」のをウリにしていたから、きっとそうなんだろう。

けれどおなじ軟水であろうアジアでも困るのはどうしたもんだろう。

五つ星がつくような一流ホテルであっても、
バスタブにお湯を張ると、茶色がかっている。
気持ち悪いけれどそれしかないから、バスソルトで適当にごまかしてみる。

日本では使わないような塩素でも入ってるんだろうか。
消毒の何かかもしれないな。

あんな国で過ごしていたらどうなってしまうんだろう。
でも案外からだって適応するものだから、慣れちゃうかもしれない。
それに、自分がそこにいたら、そこのお化粧品とか使うわけだから、
それなりに創意工夫をして「うまく見せるコツ」を掴めるかも知れない。

日本に戻ってくる。
髪の毛を早速洗う。
なぜだか、一回で大分復活する。

そういえば、こないだニュースでいってたな。
東京の水道水をペットボトルに入れて一本１００円で売り出すとか。

「塩素臭い」とかそういうイメージになってしまった水道水を、
「こんだけオイシイですよ！」とアピールするのが狙いらしい。
というか、最近の水道水はいけるらしい。
って、理香もペットボトルの水で家事炊事をやる人なので、
飲んだことナイからわからないけれど。

マイケルジャクソンが、自分のプールの水をエビアンにさせた、
そんなニュースを聞いたときに、当然驚いたんだけれど、或る意味納得した。
だって、塩素臭い水ってホント最悪だもんね。
それにお肌や髪の毛に明らかにわるそうだし。

東京に来たら、水道水でプールが入れられるのにね。

日本ってホントにすごい。
何もかもがワンダーランドだ。

（29th May. 2006)