マレーシアで、友達のエビーと遊ぼうって約束してたの。
彼女たちの都合としては、金曜の夜とか土曜の夜が望ましいのだろうけれど、
理香達は翌日の土曜日も日曜日もＧＴで朝早くから灼熱のサーキット入り。
あんまり遅くなりたくないなぁっていうのが正直なところ。

でも、こっちの都合を知ってか知らずか、
約束は夜の１２時なんだよね。
日本人なら相手のことを考えて時間を早くしようとかそうなるんだけれど、
なぜかそういう話にならないのが不思議。

というか、別に彼らを責めているワケじゃなくて、
単に、そういう発想がないんだろうと思うな。
自分が、「これが普通」と思いこんでいたら、
それ以外の方法なんて思いつかないモノじゃない？
結婚式とかお葬式とか「伝統」として「これが普通」って言われたら、
参加者がそのトラディションにあわせるのが普通でしょ？
「自分の都合だからこうします」っていうのは「ありえない」じゃん？
だから、多分発想がないんだろうと思う。

というか、まあ、１２時なのはもうしょうがないとして・・・。

問題なのはマレーシアン・タイム！

なんとなくニュアンスは行ったこと無い人でも分かってくれるとは思うけれど、
１２時といって１２時に来るわけがなかろう。
１時ぐらい。いや下手したら１時半になってしまう☆。
（とはいえ、たまにオンタイムで来るので、気は抜けない）

遅いよ。

そこから遊ぶと３時にはなってしまう。
いや。もしかしたら朝の５時か？

また、マレーシアのディスコは遅いのね。
大体３時に終わるの。
盛り上がるのも１２時過ぎてからかな。
それが終わってからどこかでご飯を食べたりしてると５時６時。
翌日は昼ぐらいまで寝ているみたいだよ。

そして、なぜ初動が遅いのか。
それは、仕事が終わってから、おうちに帰ってシャワーを浴びて、
お昼寝をしてるからだっ！
彼らは、夜遅くまで遊ぶために、途中で昼寝を入れる。
まるでスペイン人だね。
まあスペインの場合はまっぴるまだけれど。

スペインの場合は、「一番暑い時間を、涼しい場所で寝て回避しよう」
という意図が見えるので、
勤勉な日本人的発想でもなんとなく納得出来るんだけれど、
マレーシア人の場合は「遊びたい！」という強い意志しか感じない。

これも或る意味すごいことかもしれない。
人生を楽しむ。
私にはあんまりない発想だよな・・・。