お金持ちってなあに？

お金持ちってなんなんだろうか。
ちょっと考えてみた。

大きなおうちとか、宝石とか、
財産を持っている人はお金持ちだと思う？
いや、財産を持っている人は「お金持ち」じゃなくて「財産持ち」かな。
それに、おうちとか宝石なんていうのは、時価もあるし、
値段の変動があるものだから、かなり計算しにくいよね。
姉歯サンみたいな建築耐震設計偽造なんてのが出てくると、
そうでないマンションでも、みんなが不安になって買い控えるから、
デフレ状態になって、価値ががくっと落ちるでしょ？

大きなおうちを持っている人の所をどろぼうさんは狙うけれど、
それでどれだけ成功するのかは疑問だと思うな。
大きなおうちって、お金持ちそうに見えるけれど、
現金が欲しいどろぼうさんにとっていい物件？なのかなぁ。
特に、最近、クレジットカードなんかの人たちも多いのだから、
逆に、のどかな田舎の中流ぐらいの人の方が、
家にタンス預金なんかをしていそうな気がする。

閑話休題。

財産もいいけれど、価値も変動するし、
何よりも売りたいときに売れる保証がない。
何もないよりかは勿論１００万倍もマシなんだろうけれど、
やっぱり「現金」のそのものズバリの利便性には適わないよねえ。
そして、「動かせるお金があるかないか」っていうのは、
その人の資産とはまた別の計算になるのだから。

じゃあ、動かせるお金がたくさんある人はお金持ちなのかな？
といっても、株なんかで大量に動かしている人という意味じゃなくて、
沢山の収入がある人、かな。

でもね、沢山の収入があっても、
支出がたくさんあったら「お金持ち」って言えないと思うの。
借金が山のようにあって、収入が半分ぐらいだったら、
これは、どうしょうもないじゃん？
（なーんかニッポンの国の話をしているような気になってきたゾ）

自分が使えるお金っていうのが沢山ある人は、
お金持ちってよんで良いんじゃないかな？

そうね、そのとおりね。
でも、「お金持ち」って、ちょっと違うんだよね。

理香が思うに、「お金持ち」っていうのは、
「いくら自分に使ってくれるか」が基準だと思う。
例え、１００億持っていたって、自分に１円も使ってくれないような人は、
自分にとって「お金持ち」じゃあないわけで、
商売で考えると「無価値」な人になるんだろう。
代わりに、年収１００万円だって、自分に５０万使ってくれるんだったら、
それは１００億を持っている人よりもはるかに価値があるし、
自分にとっての「お金持ち」なんだろうと思う。

このコトを踏まえた上で、営業とかセールスをやった方が良いと思うよ。

余談ながら、お金持ちで、更にストレスフルな人は、
マイナスだからご縁を切ることをお勧めします。
単に売り上げに結びつかないだけでもメリットがないのに、
なぜかお金持ちというのは、自分がお金を持っていることをひけらかしたり、
自慢したり、人をいびったりするのがお好きな人が多いような気がする。
見ていて気の毒なぐらいのいじめようをするコトもある。
ありゃあかわいそうだわ。
そんなの、さっさとご縁を切って、快適な生活をしてください。
金色に見えても、自分にメリットのない金は、
絵に描いた餅と同じコトです。
一攫千金の夢を見て、そんなものを求めてないで、
地道にやっていくのが一番だと思いますよ。

（16th Jan. 2005)