祟り

８月１日。結膜炎になった。
でもそれは病院行ったら１日で治ってしまった☆。

８月９日。また発病。
今度はなかなか酷い。

まだ一週間しかたってないのに。
というか、病気になって、それから治って、だから、
実質、治ってから次の病気になるまでに、
恐らく、目がまともだったのは、５日ぐらいじゃないのだろうか？

しかも両方とも左目。

・・・って、もしかして・・・。
あたし、祟られているのではないだろうか？

目がおかしくなる前には、高熱が出たり、
咳が酷くなって喉をやられてしまって声がでなくなったり。
その後は日替わりで、じんましんになったり、何か不具合が出る。

まあ、論理的に考えれば、
熱を出したのと、喉をやられたというのは普通に風邪だろうし、
風邪をひいてるのに頑張って仕事をしてしまったから、
それによって、いろんな細かな弊害が私のカラダに現れてきているだけなんだろう。

けど、こんなに長引くと迷信的にもなるさ。

一体何をやらかしたんだろう。
うちの家を建てるときに、屋根裏にヤモリが釘で打ち付けられたんじゃないか？
・・・って、うちはマンションか！

あんまり悪いコトした覚えはないなぁ。
最近おじいちゃまが亡くなったから、
逆に守ってくれてそうな気がしてるぐらい。

・・・はっ☆。

も、もしかして？？

実はね・・・。
心あたりという程のものではないのですが。

理香、自分は結構パワフルだと思うのね。
何がパワフルか。多分運勢的にとても強い。
自分は何をやっても勝利の女神だと自分で信じているし、
賭けごとは嫌いだけれど実はめちゃくちゃつよい。
「神さまに特別に愛されている子」だと勝手に思いこんでいる。

だから・・・。
いろんな悪い霊を浄化してあげられるんじゃないかと思ったりするのね。

例えばどっか地方に出張に行くじゃない？
ホテルなんかで、自分霊感ないから見えたりはしないんだけれど、
でもたまにぞくっとすることもあるのさ。

そんな時に霊に語りかけるんだよ。

「あのさぁ。キミ、何が心残りなのかしらないけれど、
こんなトコうろうろしててもしょうがないじゃん。
ちゃんと天国へ行こうよ。

天国には安らぎもあるし、こんなとこより全然楽しいよ。
ほら、貴方のために一緒に祈ってあげるから、貴方の魂を昇華させようよ。

うらみつらみに貴方の魂を喰わせて、
永遠の餓鬼道に落ちても、貴方自身が苦しいだけ。
貴方の望みが叶って、誰かを呪い殺してしまわないうちに。
そんなことをしたら、永久に天国にいけなくなってしまうから。

そして、神さまは、貴方が相手を許すことを、お喜びになるはず。
きっと貴方の生前の罪もゆるされるし、
こうやって地上を彷徨っている貴方を助けてくれるはず。

死者は自分のためには祈れないんだよね、そういえば。
だから、雙葉では『死者のための祈り』の週間があったような気がする。
生きている人間のみが、死んだ人の罪をあがなえるのだったら、
今私がここにあなたといるのは、多分、運命。

私が貴方のために祈ってあげるから。
貴方の魂を救ってあげるから。

だからあなたは、心安らかに昇って行きなさい。
神さまのみ胸に抱かれなさい。」

そうすると、なぜか、ぞくぞくした気分が消えていくんだよね。
それからあったかい気持ちになるんだ。

・・・・。

で、思った。

もしかして、あたし、死んだ人たちの悪いモノ、
代わりにもらってないか☆？？

あたしは、自分の精神が十分に強いと思っているんだけれど、
もしかしたら強い恨みつらみの気持ちを持った霊とか、
何か悪いモノを私に転移されてないのか？

お盆が近いから、死者たちの魂が活発に活動をしはじめるこの時期。

・・・って、待て。

もしかして、あたし、お盆までこんな調子で具合悪いの？？？
うっそぉ。
いやん。

まあ、でも、要するに、十分に強くはなかった、
ということなんだろうな。

健全な肉体に健全な精神が宿るなら、
不健全な精神に蝕まれて、肉体に現れているのかもしれない。
だとしたら、カラダを鍛えるのと同時に、
精神のキャパシティーを広げて行かなくてはならないんだろうな。