目が腫れた。

目が腫れた。

一週間前に眼科で結膜炎の診断に行ったばっかりなのに、
治ったと思ったのも束の間、また眼科にいかなきゃならないという理不尽さ。

風邪をひいて声が出ないときに思った。
「ああ、たかだが声が出ない」というそのことだけで、
こんなにも日常生活が不便になるものなのか。
こんなにも出来ないことの制約をうけるものなのか、って。

そして今目をやられて、また思った。
「ああ、私たちは目がダメということだけでこれだけ制約をうけるものなのか」

見た目が悪いので、写真が撮れない。
仕事もオーディションもダメ。
人とも逢いたくないからお食事やお茶すら出かけられない。

それどころか、目を酷使するようなパソコンや携帯もダメ。

まあ今回は普通に腫れているだけなのでともかくとして、
「目が痛い」時には、ホントにどうもこうも出来なくて困った。

目が痛いのって、結構耐え難いし、
やるきもなにも出てこない程つらい。
涙が止まらないのも厄介だけれど、目と鼻は繋がっているので
大抵そんな時には、鼻もとまらなくて。
どうもこうもできないような状態に陥ってしまう。

ぶっちゃけ病気って焦る。
やりたいことがいっぱいすぎてホントに困る。

とにかく早く治さないと。

一本でもキャンセルする仕事が少ないよう、
一本でも飛ばす予定が減るよう、
一本でも多く約束を守れるようにしよう。

やっぱり、信用問題だから。

病気はエクスキューズにはならないよね。

勿論、ただの「風邪です」とか「おなか痛い」だと、
病気とか以前に嘘くさい。
ただのキャンセルの理由に思えてしまう。

そう考えてみれば、そりゃあ、
器官から声を振り絞るような様子で「風邪ひきました」って言われたり、
逢ってみたら「どうしたの！」って驚かれるような目の腫れ方をしてたら、
「病気じゃあしょうがないね」とも思えるけれど。

（そう考えると理香の病気は分かりやすいという分だけ
周囲の理解が得られやすくて得なのか？
いや、外から見て分かりにくい病気の場合は、
理香は、我慢して仕事してしまうのか！
見た目からしてもうアウト！になるまで諦めないというか。）

でもいくら周囲が許してくれたとしても、
それは黄門様の印籠じゃない。

やっぱりキャンセルはキャンセルだし、
やってはいけないこと。
それにこう立て続けだと信用なくしちゃぅ・・・。