友達の友達は他人

虎の威を借る狐じゃないけれど、
人の威を借りる人って随分多いな、と思う。

○○ちゃんの友達なんです。

そんなのが通用すると思ってるんだろうか？

そりゃあ、理香は友達って大事にしてるけれど、
友達の友達なんて他人ですからっ！

まして、その「○○ちゃん」っていうのと理香の関係性も知らずに、
よくそういうコトを迂闊にも言ってくるよね・・・。
それを切り札に使いたいならば、
もうちょっとちゃんとリサーチするべきなんじゃないんでしょうか？

どっかで一度あったことがあるとか、
そういえばその人って理香の仲良しの▲▲ちゃんの友達だよね、とか、
その程度の、理香と甚だしく関係性の薄い相手を持ち出されて、
「○○ちゃんの友達なんです」って言われちゃっても、
こっちも「あ、そうですか」以外、お返事のしようがないよ。

というか、その○○ちゃんと、あなたとの関係もどんなんなんでしょ？
後で○○ちゃんにきいてみたら、
「え。あんまよくしらない」
・・・って返事が返ってくる確率の方が高いんじゃなくて？

そもそも「友達の友達」って仲良くしなきゃならない相手なの？

あたしはやだね。
なんか姑息な気がして。

来るなら一人で来ーいっ☆！

・・・まあでもどうしてもこの人とつながりたい！って思ったら、
理香もなるべくあっちゃこっちゃ引き出し開けて、
少しでも相手の関心を引けそうなものとか持ち出してくるのかもしれないなあ。
共通の知人って一番和みやすそうだし。

でも、いないところで噂された○○ちゃんとしても気分悪いだろうな。
例えそれが悪いこといってなくても。
自分がその場にいないときに話題出さないでよ、とか思うよね。

友達の友達。
それに何か意味があるんだろうか？
ぶっちゃけ全く意味がないんじゃないの？

同じ学校でした。
同じ地域に住んでます/住んでました。
同じ国出身です。
それよりもゆるいつながりのような気がしてならない。

頼むから切り札にしてこないでよ。

あたし、たまに頭に来ると、
「○○ちゃんのコトあんまり知らないんですよー」
って返しちゃったりしますよ。
「あなたと関係を持ちたくないです」というのを柔らかく伝えるために、
私との鎖となっている「○○ちゃんの共通の友達」というご縁を
否定してしまう、というやり方ね。

自分自身でぶつかってきなよ。
その方が、全然受け入れやすいのに。