トラブルに直面したとき

誰だって、思わぬトラブルに直面したらあわててしまう。
それが顔に出る人と出ない人がいると思うけれど、
内心、動揺しているのは誰だって同じだと思う。

で、「どうしようどうしよう」ばかりだったら、
正直、話が進まないので、
本人の意志とは無関係に逆にどうしようもなくなってしまう。

ただ、経験上、一個言えるのは、
「なんとかならないトラブルなんてない」ってこと。

今まで何とかならなかった試しなんてないし、
だからこそこうやって生きてこられているんだと思う。

そりゃあ、多少の出費がかさむことだってあるかもしれないし、
時間や信用を失うことだってあるだろう。
事態の収拾を図るために、白兵戦になることだってある。
けれど、「世の中はなんとかなる」。
これは真実だと思う。

だから、まず困ったことが起こったら、
一番有効な方法としては、「プロに頼る」こと。
或いは「詳しい人に聞く」こと。

最近はインターネットが普及しているので、物事は幾分楽になってきた。
あたし達は、万能の武器を手に入れたんだから。
どんな出先からでも、どんな情報でも引き出すことが出来る魔法の箱。
時間さえあれば、自分一人の力で解決することが出来るツールだよね。

ま、調べモノするのは楽じゃないですが・・・。
ページによっては不親切な難しいページもあるし、
活字アレルギーの人は無理でしょう。
といっても、こんな、理香のメモラン読んでるような人に、
活字アレルギーはいないと思われますが☆。

逆に、情報が思わぬ径路で思わぬ速さで広がってしまうところは、
「怖い凶器」でもあるよね。
中途半端に姿が見えたりするので、
ネットに詳しい人たちと戦うと言うことは、
「姿の見えない敵」「姿を見せない敵」と戦うと言うこと。
これは心理的に強いプレッシャーとなってしまう。

詳しい人とかプロがいるなら話は早い。
相手の性格にもよるだろうけれど、又関係性にもよるだろうけれど、
基本的には人間対人間だもの。
こっちの反応を見ながら、分かるように教えてくれるだろう。

そして、トラブルの場合。
どこでトラブルが起きようが、
とりあえずその場の責任者とか力のある人仕切っている人に、
そのトラブルが起きた時点で「迅速に」知らせる事。
この場合、スピードが命になることも多いし、被害を最小限に食い止めることも出来る。
迷っているヒマなんかはない。即決して動いて。
「人に聞くのは恥ずかしい」「恥ずかしいので表沙汰にしたくない」なんて考えて、
「自分でなんとか解決しよう」なんてしないで。
逆に傷を広げてしまうから。

そして、どうやって対処したらいいか指示を仰ぐこと。
この時は「やってくれ」と投げてしまわないことが肝心。
相手にしてみたら、降って湧いた災難。
「頼る」ということと「任せきりにする」ことは意味が違う。

人にやらせて自分は遊んでるというのは最悪のパターンだ。
「もう二度とあいつの面倒なんてみてやらない」という気分になる。
「手伝います」ぐらいの殊勝な気持ちを見せる方がいい。

ま、手伝って貰うか貰わないかはともかくとしてね。

（21th Apr. 2006)