Flamenco a Go-Go

超懐かしいＣＤを聞いていたの。
理香が中学校の頃好きだった音楽なんだけれどね。
知ってるかなぁ。多分みんな知らないんじゃないかな。
「Flamenco A Go-Go」っていう、かなり脱力系な女の子バンド。
確かインディーズだったような気がする。

歌詞がね、オールイングリッシュで、妙にアメリカンなテイストが心地良い。
へなちょこでヘタウマな味がかなりお気楽極楽で、
ウゴウゴルーガと合わせて「二大脱力系」だったなあ・・。

当時、理香は、バリバリのクラッシック派。
芸大入ってオペラ歌手になりたかったのね。
ピアノやチェンバロ、パイプオルガン、それに声楽・・・。
そんなもんにどっぷり浸った音楽三昧の生活だったのだね。
親に見つからないようにこういう悪い音楽を聴いたりしてたさ。

考えてみれば不良だった。
髪の毛を黒いゴムで縛る代わりに、茶色や紺で縛ったり。
学校帰りに喫茶店に入ってケーキ食べていたら、
保護者なしで友達同士だったので学校に通報が行ってシスターに怒られたり。
アメリカでピアス開けていたんだけれど、
穴がふさがらないようにピアスつけたまま忘れて学校行っちゃったり。
ママと喧嘩して、ピアノの先生のお宅に家出（？）したり。
国費留学するほど成績優秀だったから、なんとなく許されてしまったけれど。

あ、でも、結局、
外交官にもならないでこんなお仕事してるしなあ・・・。
なんか社会的に申し訳ないような気がしてきた・・・。

そんなことをつらつら考えながら、
♪フラメンコ・ア・ゴーゴー、なんてウクレレ演奏で歌っていたりするのです。
懐かしいね。

（17th Oct. 2005)