完璧主義

完璧主義、というと聞こえは良いけれど、
実際はかなりピーキーで神経質だったりもする。

自分自身に対しての完璧主義を、
自分はかなり肯定的に見ている。
自分自身がそれに窒息しない限り、という限定つきだけれど、
果たすべきノルマがある場合、
より早くよりハードルを高くやっていった方が効果が高いから。

例えば、夏休みの宿題。
後から追い込んでも身にならないでしょ？
それにいい加減になりそう。
でも、最初の二週間で片づけるつもりになって、
でも緻密にやっていったら、
ずれこんでいっても、余裕をもってずれ込めるから、
結果的には高品質なモノが出来上がるよね。
血にも肉にもなる宿題になるよね。

ハードルは高く設定した方がいい。
飛べなくても、いい。
低いハードルに向けて助走するのと、
高いハードルに向けて助走するのでは、
上昇率が違うから。
達成出来なくても、結果的に高く飛ぶことが目的なんだから。

ただし。
完璧主義な人は、往々にして他人にまで完璧を求めがちだ。
自分が出来るのだから、人も出来ると思いこんでしまう。
私も、自分自身、そこが大きな欠点だと思う。

自分が完璧主義で認められる分だけで満足しなきゃね。
当然、モチベーションが高い分だけ、成果も出せるでしょ？
「出来る人」ということで社会で評価され重宝されるでしょ？
それでいいじゃん。

人は、人。
自分は自分。

人のために、っていうけれど、
何が人のためなんだろうね。
のんびり暮らすのが一番幸せって人だっているんだし、
本人が気が付いていけばいいこと。

それより、修行。
自分が、修行。

（28th Nov. 2005)