うはぁ！
今、ちょっと気になって、「藤咲理香」でぐぐったら、
なんと、ページ数で４１ページもあった。
「最も的確な結果を表示するために、上の410件と似たページは除かれています。」
と書いてあったので、試しに再検索をかけたら今度は９６ページも発見した。
多分、９６０件？なのかな。
続いて、ふと思い立って、
よく間違えられるので、「藤崎理香」でも検索かけてみた。
すると、１６ページ、１５８件がヒット。
もしかしたら別人じゃないかと思ったんだけれど、
確認したらほぼ全てと言っていいぐらい全部が理香の誤字だった。
誤字の殆どは、
理香の二本目のＤＶＤの誤植がそのまま各所に流れている感じ。
ありがたい事に、ページの一番上に
「もしかして、藤咲理香？」という注釈がついていました☆。
こちらの結果を再検索かけると２７ページも出てきた。
２７０件？？
・・・すごい。

この膨大な量のデータ。
これが、この数年間の仕事の蓄積。
これが、理香が今まで頑張ってきた証なのかな。
いや、きっと「生きている」という証になっているのかも。
なんか圧倒されるけれど、
こういう数字を見ているとじわじわと実感出来るなぁ・・・。

まてよ。

というと、逆に、こういうデータを流出させることによって、
ありもしない人間を作り上げる事も出来るのか？！

人という実体を作り出すのは難しいけれど、
こういう「人格」ならいくらでも作り出せるじゃん。
多重人格とかいうけれど、
もはやコンピュータの世界では多重人格なんてあり得ない。
だって、一人に一つの仮想肉体を与える事が可能なんだから。

純粋なる天使のあたし。
完全なる悪のあたし。
峰不二子みたいなアデージョなあたし。
ラブリーで不思議ちゃんなあたし。
天然ボケのあたしに、天才肌のあたし。
どれもみんな人格をあげるよ。
一人一人に名前をつけてあげるよ。

世界は限りあるけれど、バーチャルな世界は無限大。
だから、いくらでも作り出してあげる。
そして、人が増えた分だけ、確実にこの世界は広がっていくの。
繁栄していくの。

ってことは、増えに増えた人口が、
住む場所に困る事もなく。
飢える事もなく、耕す事もなく、
平和的に共存する事が出来る社会じゃない？
まさにエデン。

その言葉に、
世紀末ですらないのに終末的な匂いを感じ取ってしまうのは、
映画「ブレードランナー」などで
漠然とした未来への恐怖を植え付けられているから？
退廃的近未来、絶望的近未来は、
いつも心象風景となって、あたしたちを不安で苛む。

そう、きっと・・・。

沢山の人が、リアルタイムで繋がっている仮想世界は、
きっと、あたしたちの心臓。
あたしたちのボディー（本体）。
そして、あたしたちは、きっと増幅するイキモノの末端に繋がれて、
甘い汁を吸う赤子達。

この世界で呼吸をするために必要なデータと、
新しい栄養をもらって、又増殖するの。