カリスマ営業マン

ＡＥＲＡに載っていた記事から。
年商七億円のカリスマ営業マンとして知られる、
日本旅行の平田進也さんという方の言葉。

「モノでも旅行でも、まずはお客様の心のバリアを解いて頂く。
自分の話したいことは二の次です。
距離感を縮め、本音を引き出してから、要望に沿う最大限の提案をする。
サービス業とは単なる『満足』ではなく『感激』を与える仕事なのですから」

これって、素敵な言葉じゃない？

自分のお薦めを、延々すすめられても
ハナから興味ない話題だったら超困る。
友達ならふんふんいって表面だけでも合わせてくれるかも知れないけれど
お客様だったらホントきっぱりしてるだろうな。

或る意味、客商売している人っていうのは、
それだけシビアな人たちに対応しているってことだから、
対人関係は慣れているというか、こなれているというか、
人の気持ちの機微に気づくのが早いのかも知れないな〜、なんて思った。

満足、なら誰でも出来る。
いや、とりあえずやることやれば誰でも到達可能だろうな。
でも「感動」までいっちゃうと、才能が必要になってくるだろう。
きっと、この人は「ありがとう」って何度も言われて、
モチベーションが上がったに違いない。

そう考えると、
感動したら「感動したよ」と伝えるコトも大事なのかもしれないね。
「人を育てる」ってコトかしら。
まあ言っている人は「育てている」なんて意識はないと思うし、
なくて良いと思うんだけれど。

けど。
「ありがとう」って言葉は絶対言うべきだと思うし、
出来ればありがとう意外にも、
どこがどうよかったとか、もっと違う言葉で伝えたいよね。

（26th Dec. 2005)