アートメイク（機械彫り編）

今日、アートメイクを入れた。

というか、もともと入ってるんだよね、理香。
というか、入れたときの顛末、メモランダムのどっかに書いてあるし。
もしも興味のある人は、
過去メモランダムをちょっと検索して探してみてくださいませ。

というわけで、２回目。
正確には、前回２回入れているので、３回目、かな。

アートメイク、というのは厄介なモノで、
一回入れればお仕舞いというワケにはなかなかいかないんだよね。
１回だけだと、あっというまに墨が薄くなってしまうから、
定着させるまでに３回ぐらい入れないとまずい。

でも、まあ、前回は理香、七転八倒の苦しみのため、
１回目は、上のアイラインだけでギブアップしてしまい、
２回目は知り合いの病院の手術室をお借りして、
麻酔注射を打って貰いながらのアイラインをやってもらって、
なんとか上下を入れたモノの、
麻酔注射で内出血を起こすは、さんざんなことになってしまい、
結局、上が２回、下が１回で諦めてしまったといういわくつきのシロモノ。
（詳しい顛末は、前回のメモランダムを探してみてください☆。）

さて、今回、お店をかえて、再トライをしてみました。
今回は、前回（手彫り）と違って「機械彫り」というモノです。

手彫り、というのは、その名の通り、技術者さんが手で彫っていくというモノ。
機械彫りよりも深くて、綺麗に仕上がると聞いています。
手で一つ一つ彫っていくので、微調整などはお得意ですね。
眉毛などは手彫りが多いようですよ。
ただ、アイラインなどをぱきっとひきたいときには、機械彫りの方が適しているようです。

理香が以前やってもらったアイラインは、
例えて言うならば、「ペンシルで書いたようなアイライン」です。
特に下の睫毛のあたりは、ぼかしたような微妙なニュアンスで入っています。
・・・まあ、一度しか入れてないのでおおかた消えてしまってこうなった、
といえなくもないのですが・・・。
代わりに、機械で彫ったアイラインというのは、
例えて言うのならば「リキッドアイライナーでひいたような線」でしょう。
理香は、アートメイクはいれているものの、
メイクアップの時にいつもリキッドで引き直しているので、
逆に機械彫りの方がいいのかもしれません。

余談ながら、機械で彫ろうが手で彫ろうが、値段は変わりません。
正確に言うと、お店によって値段は違いますのでそっちの要因の方が大きいかも。

入れてみた感想。
「あれ？？痛くない？」

ブルークリームという専門の痛み止めクリームを塗ることによって、
殆ど痛みが無く入れることが出来ます。
予め「あたしは他のサロンで『こんなに痛がる人見たことない』って言われちゃったぐらい
痛いの弱いみたいだし麻酔も効かないみたいだから。」
と、注意をしていたのですが、
逆に「どこが？」って言われてしまうぐらい平気でした。
「特に痛みに弱いとは思いませんね。かなり太いラインをがつがついれていますが。」

そう。
太いラインか細いラインかでも痛みは違ってきます。
太いラインっていうのはそれだけ「傷が大きい」というコトなので、
痛いし時間もかかるし大変です。
又、粘膜（睫毛の内側のピンクの皮膚の部分）まで入れると綺麗なのですが、
もともと敏感な上に、粘膜なので麻酔が流れやすくかなり痛い上に、
じめじめしている場所なのでカラーの定着が悪いと聞いています。

それでいくと、理香は多分マックス痛い部類のハズなのに・・・。
ほっとんど痛みを感じなかったのはすごい。
これは機械彫りの為せる技なのか？！
「こんなことならもっと早く入れておけばよかった」と、
おっしゃるお客様が多いんですよ、とはサロンの方のお話。

痛くないから腫れも殆どない状態。
どうやら、痛くて無意識にまぶたをぎゅっとつぶったりする行動が、
毛細血管を傷つけて腫れや出血の原因になったりする、というのは真実のようです。
理香はこのアートメイクの後お食事にいったのですが、
まったく誰に気づかれることもなくて逆に驚きました。
「２，３日は腫れ上がるんじゃないか」という覚悟はあったのです。
よく見ると微妙に二重の幅が広い（＝腫れている？）気もしたのですが、
まあ、別に許容範囲内だと思われます。

機械彫りと手彫りの違いなんだけれど、
「機械彫りの方が彫り方が浅い」と聞いたことがあります。
実はこのメモランダムを書いているのは、入れた２，３日後なのですが、
最初は「え？ちょっとこれやりすぎなんじゃない？」と思うようなラインが、
あっというまに薄くなったり消えたりするのでびっくりしました。
「どうせ今濃くても薄くなるだろうなー」という予想はあったのですが、
予想以上にあまりによく落ちています。
何しろ、ちょっとぬらした綿棒でなぞってやると綿棒が真っ黒になるんですモノ。
手彫りでやったときには、
入れたラインがこんな数日で変わったりっていうのはなかったなあ。
やっぱり手彫りの方が深いのかもしれないね。
まあ、手彫りなので技術者さんの腕もあるのでしょうが、
理香のをやってくれた人は上手と評判だったので、
手彫りなら全部が落ちないというワケでもないのかもしれませんが。

今からアートメイクを入れようと思う人は、
機械彫り、手彫り、それぞれの特徴があるので、
よく検討した上で入れてみるといいかもしれませんね。

（04th Dec. 2005)