ダイエットの敵

ダイエットの敵ってなんだと思う？

ケーキやクッキー、シュークリーム、
甘い生クリームにワインとチーズ。

いえいえ。
ホントのダイエットの敵は、そんなもんじゃあありません☆。
ホントに怖いのは・・・

「人の好意」

なのですヨ。

どういうコトかと申しますとですね。
多分みなさんも経験があるとは思うのですが・・・。

「あたし、ダイエット中で」なんてコトをみんなの前で言ってみてください。
そうするとね、多分、みんなこういうコトを言うと思うよ。

「ねえねえ、このダイエットいいよ。知ってる？」
「○○食べてご覧よ」
「この薬、結構聞くからちょっとあげるよ」
「あたしはコレで痩せたから、ちょっとやってごらんよ」
「○○紹介してあげようか？」

そして、みんな、知っている限りの知識を総動員して、
ダイエッターの自分に、惜しげもなく情報提供をしてくれます。
いやあ、人の親切ってホントにありがたいですよね。

でもね・・・。
ありがたいんだけれどね・・・。

ダイエットで一番やっちゃいけないのは「目移り」だと思うのです。

ダイエットには、それぞれの流儀というかやり方があって、
それはそれぞれのセオリーがあるのだから、
どれが正しいとかどれが間違っているというのはないのです。

つまり、何が言いたいのかというと、
「自分がこのダイエットをやる！と一回決めたら、
とりあえず一ヶ月ぐらいはそれを絶対続けて、ある程度の成果を出しましょう」
というコト。

周りに惑わされて自分だけの「ローカルルール」を作ったりしてはいけません。
「そっかあ。うちのダイエットはチョコレート食べちゃダメなんだけれど、
カカオポリフェノールダイエットってのがあるんだったら食べてもいいよな。」
なんてのは絶対やめましょう！

それに、自分のダイエット方法に不安を持ったりしてはいけません。
何を言われても痩せるために、セオリーを信じ抜くこと。
「そんなことやると体型崩れるよ」
「栄養が偏っちゃうよ」「すぐリバウンドするよ」
「髪の毛とか肌とかぼろぼろになるよ」
などなど、いろんな「忠告」をしてくれる人たちが出てくると思いますが、
みなさんの「好意」の気持ちだけをありがたくいただいて、
後は強い意志を持って、さっくり無視してください。

とりあえずこれと決めて始めてしまったのだから、
自分のダイエット方法をきちんと守って最低一ヶ月は続けましょう。
一ヶ月なんて水だけだって生活出来ます。
栄養が偏ったからといって何さ。
そのぐらいの強い意志がないと、絶対失敗します。

あそうだ☆！
全然余談なんだけれど、気が付いたこと。
もし、話題に詰まったら、ダイエットの話題っていいかもよ。
野球（最近はサッカーとかも）や政治や宗教の話は人によるからまずいでしょ？
かといってお天気の話はあまりにも当たり障りないし、話題もすぐ尽きるし。
うわさ話は盛り上がるのかも知れないけれど、好き嫌いもあるし、
ダイエットは誰もが一度ぐらいはやったことがあって、
みんなそれぞれのセオリーみたいなものを持っていて、
老若男女問わず、話題を共有しやすいし、
誰も傷けたりすることがなく、しかも盛り上がれるからいいよ☆。

（02nd Dec. 2005)