理香の気のせいかも知れないんだけれど、
８月１３日前後ってめちゃくちゃ怖い。

敗戦の記憶？それとも日航機墜落？
原爆はもうちょっと日にちが早いけれど、でも１３日前後には含まれそう。

この時期は、やたら人が亡くなったり、事故があったり、
雷や地震なんかの天変地異があったり、そういうのが多いような気がする。
テレビのニュースも不幸な事故を伝えるものが多くて、
いつもこの年になるとぞくっと背筋が寒くなるような気がする。

夏休みで混雑しているから。
お盆で帰省する人が多いから。
理由はいくらでもつけられるだろうけれど、
お正月に帰省したり年の瀬で混雑していても、
ここまでいろんなコトは起こらないような気がする・・・。

あと、人の感情とか気まで乱れるような気がするのは理香だけ？

この頃、出会いも多いし、別れも多い。
人が随分理不尽な動き方をするのも不思議。
自分の感情もなんかおかしなバイオリズムに引きずられている。
いつもなら月の影響しか受けない人間が、
この時期は地軸の影響も受けて何かが増幅されている気がする。

友達でも、鬱に入っちゃったり、
入院したり、危篤になったりってこの時期だよね。
逆を言うとこの時期乗り越えると持ち直したり。
これも「暑いから」なんて言い訳は出来るんだろうけれど、
暑いのは残暑になっても暑いときは暑いし、
そもそも７月に入ると結構暑いぞ。

何かがおかしい。

でも、おかしいな、っていうと、
なんか本当におかしくなっちゃいそうで、
いつも、黙って耐えている。

お盆っていうのと関係あるのかな。
ご先祖様を祭る日、というけれど、
日本版ハロウィーンのようなモノじゃないかと思ってる。
らんちき騒ぎはないけれど、
西洋では、キリスト教だし、ご先祖様が守ると信じられないから、
「死んだ魂」＝「悪魔」のお祭りが出来たのかな？
いや、ホントの由来は知ってるけれどさ。
由来なんて複合的なものじゃないの？

お盆には、何か・・・地軸とか空間とかがゆがんで、
あの世とこの世が近くなるのかもしれない。
うーん。オカルティックで非現実的な話だけれど。
そしてあっちの魂達が、こっちの人間を引き込もうとするんだよ。
で、引きずり込まれちゃった人が災害に遭う。

なんてね。
またストーリーを作っちゃったよ。
でもホントにお盆時期はなんかイヤなんだよね。
そもそも１３という数字がねえ・・・。