奇しくも、四六時中恋に落ちていることが大事、だと気がついた。

恋はいいよ〜。
だって、綺麗になれるから。

別に現実の人じゃなくてもいいの。
例えば映画スタアさんとか、大好きな作家さんとか、
ちょっと気になるとなりのおうちのお兄さんとか、
誰でもいいの。
誰もいないなんて言っちゃダメ！
未来の彼氏を想像する、っていうのでもいいかも。

彼氏がいるひとなら、
もっといい彼氏が出てくるかも知れない。
なんて、フキンシンですか。すみません。
そして、別れたばかりの人なら、
素敵な人と出逢って思い切り幸せになってやりましょう。

とにかく、恋しようよ。
恋に恋してもいいよ。

お出かけするときに、
いつもならＴシャツとジーパンでだらっと出掛けてしまう。

そういえば・・・。
親の方針でＴシャツもジーンズも着たことが無く、
四六時中ブランドモノのお嬢様お洋服を着せられていた昔は、
「Ｔシャツにジーンズでも格好いいあたしって素敵」と、
変な自意識をくすぐる「よそ行き」のカッコだったはず。
ジーンズが「きつい」「苦しい」から「快適」に変わる頃、
すっかり普段着として定着してきた感があるんだけれど、
それと同時になれ合いがはじまってきた気がする。
考えてみれば、綺麗なカッコするっていうのは、
それがオフであったとしても、緊張感が漂っていたものだ。

ミニスカートを履こう。
日焼けしちゃうかな。
だったら、普段のジーンズに、オシャレなベルトをするだけでもいい。
めんどくさくて長いことつけてなかったピアスを通すと、
俄然、顔が華やかになる。
いつもと違う香水を付けると、途端に新しい自分になる。

あたらしい、あたし。
素敵な、あたし。

勿論、今までだって、手は抜いてないよ。
普通に、綺麗になるように努力している。
ダイエットだっていつもしてるし、ネイルケアだって欠かしたことがない。
美しさは、理香の場合商品だから、
美容院だって頻繁に行ってるし、エステだって半端じゃない。
お洋服もバービーちゃんより沢山持ってるもん。
あっ。限定バービーが着ていたハーレーのライダースーツは持ってないか。

でも、それはそれ。
これはこれ。

外を磨くのも大事だけれど、
内側からあふれ出してくるものがないと、
多分、表面だけ磨いた珠になってしまう。
内側から光り出すような宝石になってはじめて「宝玉」になる。

どっかの街角で、未来の彼氏とばったり出会うかも知れない。
白馬の王子様が、見初めてくれるかも知れない。
本物とすれ違っちゃうかも知れない。
別れた彼と会っちゃうかもしれない。
その時に、「あ、あの子、素敵だな」と思って欲しくない？

やるぞ〜！っと、
からだのなかからふつふつと湧いてくる思い。
それはきっと明日を輝かせる秘訣。
世界が気合いなのだとしたら、きっとあたしは勝つ。
そう信じて、モチベーションを高めていこう。

恋をしようよ。
ね、みんな、恋をしようよ。
世界が恋で溢れたら、
きっとモノクロームの世界がフルカラーになるよ。