「挑戦して勝った人は無条件にいい。
挑戦もしないで負けたら問題外。
だが、戦いもせずに結果的に勝った人より、
戦って負けた人を評価する。」
（伊藤忠社長小林栄三（５６）さんの年頭挨拶）

という言葉を引用して、本日付の朝日新聞はこう続ける。

大切なのは、失敗から学ぶ事。
再挑戦もないと誰も挑戦しなくなる。

うん。
忘れるってことはいいことだよ。

何度痛い思いをしても、
何度「もう二度と仕事はお願いしない！」と誓っても、
理香はすぐに連絡しちゃうんだよ。
「人として、どうよ？」「もう縁切ってやる！」
なんてぐらい怒って、暫く連絡しないでいても、
半年ぐらい経つと怒った内容すら忘れていたりする。
それがあたしの甘いところ。

でも、人って完全な人はいないでしょ？

私が怒った事を相手も理解している筈。
だから、きっとだんだん失敗をしなくなってくる。
「理香ちゃんの仕事ですっぽかすとやばいぞ。」と思えば、
簡単にすっぽかそうと思わなくなってくる。

そして、何度かの失敗の後には、
理香にとっての最良の友人たちが残ってくる。
失敗makes彼女betterだから、
仕事の上でも信頼出来る友達になってくる。

私はきっと人を嫌いになりきれないひとなんだろう。
でも、それならそれがいいんじゃないのかな。

だって、人を嫌いになって、
嫌な人を片端から切っていったとしたら、
結局後に何も残らない。
住む世界がどんどん狭まってきてしまうよ。

再挑戦の機会を与える事は、
自分にとってリスキーだと思えるかもしれないけれど、
結局は、全ての人を生かす事になるんだろうね。