ライブドアの堀江社長

今日の朝日新聞ビジネス版「Be」にて、
何かと今話題のライブドア堀江社長の記事が掲載されていたので、
興味深く拝見しました。

今まであまりなんという印象もなかったのですが、
たまたま先日読んだ「日経ビジネス」（日系ＢＰ社）の
「敗軍の将、兵を語る」コーナーの記事を目にして
「怖いモンなしの人だなあ」という印象を受けたのね。
ここまですっぱりモノを言うのは気持ちいいんだけれど、
逆に周囲との軋轢も結構あるんじゃないかなー、と思ったり。

私はこのぐらい傲慢不遜な方がすかっとして好きです。

実際に自分もメモランダムなどで
かなり言いたいことを言ってきた人ですが、
途中で周囲のプレッシャーに押しつぶされて、全て一旦閉鎖しました。
今年から新しくリニューアルして、
再びメモランダムをはじめましたが、
大分毒気は抜かれたモノになっていると思います。

賢くなったのか、年を取ったのか。
いずれにせよ、
一つ保守に回ると途端に生彩を欠くような気がしますね。
まあ、私にはそれだけの強さが無かったのでしょう。
逆に、堀江さんって年齢がいくつか知りませんが、
多分３０位過ぎてそうなですが、
まだこのパワーを維持出来ているっていうのは本当にすごいですね。

さて、今日気になった文章を引用してみます。
理香的には目から鱗だと思ったのですが、
みなさんはどう思うでしょうか。

（以下、朝日新聞の対談より抜粋）

「お金で計れないような価値を広めたいとは思いませんか？」

堀江「それになんの意味があるのか、逆に教えて欲しいですよ。
世の中、お金で買えないものはないし、
お金の前では全て平等なんです。
いくら貧乏でも、才能があれば、それをお金に換えられるし、
頑張った分だけ報われる。
頭がいいとか、運動能力が高いとか、芸術的な才能があるとかって、
絶対的な基準で比較はできない。
でも、稼ぐお金で推し量ることはできるんです。」

「はっきりしてますね」

堀江「『お金で変えない価値がある』なんて言うのは、
自分が努力してないことに対する逃げ、
自分の才能が足りないことを認めたくない逃げですよ。
僕は、自分に能力がないんだったら、
努力するか、あきらめるか、
はっきりしろよって言いたいですね。