先日、某外資系の証券会社に勤める方々と飲む機会があったのだけれど、
その中で興味深い話がありました。

まあ、外資系っていうのは、お給料とかもかなりいいんだけれど、
年俸制でボーナスとかないとか、１年ごとに契約更新だとか、
決して楽そうではないみたい。
いろんなうわさ話は耳にしたりしたことがあります。
その他に、リストラも多いなどというコトも聞いたりしますが、
意外と突然解雇させられるという話を聞いてびっくりしました。

ある日、いつものようにお仕事をしていると、
突然呼ばれるんですって。
で、席を立って行ってみると、突然解雇を言い渡されるんですって。

呼ばれたが最後。
もう二度と自分の席に戻ることはできないんだって。
なぜかというと、解雇を言い渡された後に席に戻ると、
腹いせに、社外秘の重要書類を持って帰ってしまったり、
それをどっかに売ってしまったり、流してしまったり、
何か不都合が起きるからですって。
だから、解雇も「突然」言い渡されるんだね。
事前に分かっていたらその前から準備されちゃうからね。

自分の荷物は後から自宅に会社から送られてくるそうです。
それもなんかな〜。

よしんば戻ることが出来ても、ガードマン付きで、
一個一個、「これは自分のモノです」って言って、
許可を取ってからでないと自分の鞄に入れることが出来ないそうです。
以前の、というかさっきまでの同僚に囲まれて、でしょ？
そんなの、なんかめっちゃやだ〜。

そう考えると、どんな世界のどんな仕事でも、
やっぱりハードなものなんだね。

理香達からしてみたら、安定したサラリーマンって、
極楽みたいなイメージだったんだけれど、
どうもそうではないみたいです。

そういえば、麻子が言っていたなあ。
「お仕事は我慢しなきゃ。
だって『我慢料』を頂いてるんですもの。」って。

そっか。
好きなことが仕事になるほどやっぱり世の中って甘くないんだね。