忙しさは人を摩耗させる。
肉体だけじゃなくて精神まで。

へとへとになると何にもしたくない。
普通のコンディションだったら絶対無視できないようなことも
疲れているとどうでもよくなる。

大好きなインテリアも、
疲れて帰ってくると雑然としてても片づけるきにならないから不思議。
ＨＰのアクセスも頭のどっかで気になってるんだけれど、
アクセスしなくなってしまう。

まあでも考えたくないことがある場合、
こうやってへとへとになるっていうのは、
考え込まない分だけいいのかもしれないな。

うん。
考えて無為に時間を過ごすのも、
多分人生の中では必要なんだろうけれど、
あたしたちの花の時間は、立ち止まってなんからんない。

行き詰まったら考え込まないで、
やみくもに前に進むのは、結局は非合理的なのかもしれない。
けれど、歩き回った分だけ確実に経験値が増えているはず。
それに土地勘だって増えていくのサ。

「転がる石は苔むさない」って言葉、
意味が二つあるんだって。
一個は、「いつも何かやってる人はカビないでフレッシュだ」みたいな意味で、
もう一個は「石の上にも三年。転がっていたら苔が生えないよ」って意味。
どっちがホントなのかわかんないんだけれど、
（っていうか、どっちもホントらしいんだけれど）
まだ苔をありがたがるには若すぎるような気がする、
あたしたちは。