雨が降る。
そんな日には過ぎ去った後悔が私の心を一杯にする。
涙が次々とこぼれて負けそうになる。

精神的に参ってる時。
すごく些細なことなんだけれど、お天気ってすごい重要だよね。

お天気なんて、気にもしてなかった。
「他に話題がないとき」とか「無難な会話が欲しいとき」に思うぐらいで。
あとは、レースや撮影会が雨だと嫌だなあとかは思うけれど。

よくもまあこんな変哲もない天気の話題ばかりして、
お花が咲いたとかそんな話ばかりしていて、
大人ってたいくつしないのかなあ・・・。
そんな風にずっとおもっていた。

最近はホントにお天気が重要。

なんか平安時代の清少納言にでもなった気分だ。
花鳥風月を友とする生活っていうのかな。
いやそれよりも原始の生物に戻ったみたい。
お天気だとだいぶ具合がいいんだけれど、
雨が降ったり曇ったりしたらそれだけで一日めいっちゃう・・・。
って、よく考えたらもうじき梅雨の季節じゃん！
早く立ち直らないと☆。理香も。

雨が嫌なのは、多分、昔狩りをしていたころの太古の記憶なのかなあ・・・。
雨の日はびしょぬれになって足場が悪くなって、
追う方も追われる方もとても大変になるだろう。
もしかしたら、冷たい雨の中、狩りに失敗して、
洞窟の中でおなかを抱えて雨のやむのを待っていたのかもしれない。
薪も濡れて火がつかず、仲間同士で身を寄せ合って過ごしたのかもしれない。
「この雨さえやめば、なんとかなるのに・・・」って思いながら。

雨を見ていると、
すごく情けないような、惨めな気持ちになる。
古傷が痛むような気持ちになる。

雨はそんなことが分かって降っているのだろうか。
なんかだんだんあたまにきたぞ。
雨の、ばかやろ〜☆。