マシンカラーの不思議

不思議。
どうしてF1って、こんなにマシンが綺麗なんだろう。

じっと見ていて思ったの。
あっ。これはスポンサードのカラーとチームカラーが合ってるからだ!

でもどうしてこうなるんだろう。

たとえば、フェラーリといえば赤。
マルボロといえば赤。
まあ最近はメンソールとかもあるから緑もあるけれど、
でもやっぱり「マルボロ」っていったら赤ってカンジがする。
あとボーダフォンも赤だ。
しかもボーダフォンの赤なんてまさにフェラーリレッドじゃん。

ルノーって言えば青。
マイルドセブンっていえば青。
まあ青のトーンがちょっと違っているっちゃ違ってるけれど、
でもまあルノーも「紺」じゃないし。

どうして、こんな風に具合よく行くわけ?
どうしてチームカラーに合わせたようなタバコが具合良くスポンサードして居るんだろう?

タバコのカラーをマシンに合わせているのだろうか?
まさかね。
「F1スポンサードしたいからうちのイメージカラーカラーを赤にしましょう」
なんて誰も言わないでしょう?さすがに。

たとえば、強いフェラーリに青のマイルドセブンが広告打ちたいとか思わないのかなー・・・。
打ちたくないワケじゃないんだろうけれど、そういう場合はどうするんだろう?
打診されたフェラーリも困るだろうなあ。
「うちのカラーに合いません」(まさにカラーだ☆)って断るのかしら。
F1って結構スノビッシュなイメージがあるから、
「うちに付くなら企業カラー変えてください」ぐらい言ってたりして☆。

・・・あっ!わかった!
そういえばタバコってあんまり種類ないよね!
っていうか、会社さ、会社!

理香、ブリティッシュアメリカンたばこジャパンの仕事していて、
(余談ですがイギリスなのかアメリカなのか日本なのかイマイチ分からない社名ですね)
その時に、世界のタバコメーカーって確か4つくらいしかないって聞いた気がする。

でも、タバコの種類ってかなりいっぱいあるジャン?

・・・ということは。
ある企業がどっかのF1チームにスポンサードしたいとして、
そのチームのカラーを見て、
たとえばジャガーならジャガーはグリーンだから
グリーンのタバコつけましょうって広告打つタバコを決めるんじゃないかな?
って、ジャガーにタバコついてたかどうか記憶にないんだけれど、
たとえば、緑のタバコだったら、ケントとかセーラムとか。

でも、たとえばその「似合うカラーのタバコ」が、
全然プロモーションに力入れてないタバコだったらどうするんだろう。
たとえばピンクのチームに「カプリ」とか・・・・。
黄色のチームに「インディアン・スピリッツ」とか。
ゴールドで「カルメ」とか・・ってちょっと無理があるか。あはは。

なんかいろいろ考えちゃうよね。
でもGTの車なんかだと、結構ごちゃごちゃしてる。
車をチームカラーに塗ってるトコから、
「車」のイメージカラーとずれていたりする場合もあるしね。
日産が日産カラーで出てるのはなかなか統一感があるけれど、
フェラーリは必ずレッドとは限らないし。
ポルシェのカラーってなんなんだろう?
メインスポンサーが替わるとチームカラーもかわっちゃう場合がほとんどだし。
あと、スポンサー企業さんのロゴなんかもずいぶんカラフル。
まああれはあれで理香は大好きなんだけれどネ☆!
なんかあのごちゃごちゃ感が逆にかっこいいというか、
ストリートでまねしている人も多いよね。

しっかしタバコのスポンサードって多いなあ!
もうじきF1とかでも打てなくなるんじゃないのかな。
EUの広告規制にひっかかるんじゃないかしら。
まあでももともと広告しなくても売れるようなものだし、
多分税金対策なんだろうからいいのかな。

(09th May. 2004)