子の心、親知らず

なんでだろう。
親って、自分の子供の身体的美点って誉めない気がするね。

例えば太っちゃってから、
「昔の理香はとても細くて綺麗な足をしていた」
なんて言ったりする。

親が自分のことを綺麗なんて思って見ていてくれたなんて、
そんなことちっとも知らなかったよ。

でも大きくなってから言わないで欲しいなあ。
どんなにダイエットしたって、
成長期独特のあの細い足には戻れないんだしさ。

まあ、身体的なコト以外にしてもそうだけれど、
自分の子供を人様の前でけなすのが、
美徳だと勘違いしているのかな。
それは何？日本人的謙譲の心？

うちの子はと自慢するのがかっこわるいと
親は言うけれど、
けなして満足するのは親ばかりでしょ？
犬や猫ならいざ知らず、
言葉が通じる人間なんだもの。

自分の一番信じるべき人間が、
自分が一番頼っている人間が、
他人の前で、
しかも自分の担任だとか、
友達のお母様だとか、
そういう人たちの前で自分を貶してるのを聞くのは
多分相当ショックをうけるんじゃないのかな。
一生直らないトラウマになるんじゃないのかな。