「マレーシアでは、
ＧＴとＲＱっていうのはどんなカンジで捉えられているんですかね。
ＲＱという存在が不思議な存在だとか？」
そんな質問が理香のＨＰでありました。

そっかあ。そうだよね。
行ってないと気になるところだよね。

理香も僅か一回、しかも二泊三日程度の滞在で
あれこれとマレーシアを語るような事はしたくないんだけれど、
ただ、その僅かばかりの期間なりに
いろいろ考えたり感じたりしたこともあったりするので、
これは飽くまでも「理香の所見」という事で考えていて欲しいんだけれど。

ずばり、マレーシアでＪＧＴＣレースクイーンって言うのは
「スタァ☆」です。

マレーシアってモータースポーツの後進国じゃない？
そこに、ニッポンの中でも超トップクラスの
もんのすごいスポーツカーが来ちゃうワケだよ。

更に、理香の記憶だとマレーシアのマハティール前首相が、
「学ぶべきは日本や韓国だ」という事で、国民に呼びかけた
「ルック・イースト」（東方政策）というものがあるんだけれど、
日本に対する憧れの気持ちは相当強いモノがあるような気がします。

そのせいか、街を歩いていても、なんだか超もてもて☆。
やばいよ。理香生まれて初めてこんなにもててしまった☆。
マレーシアに移住でもしようかな。なーんて。

道を歩いていても道行く人全てが見るし、声かけてくる。
道路の車はクラクションを鳴らしてくる。
誰を見ても目が合う。
誰を見ても好意的に笑いかけてくる。
男だけじゃなくて女も、全員。

東京から来たというだけで、いきなりお酒ごちそうしてくれる。
日本と違って携帯を聞かれることはないんだけれど、
距離が近いのはちょっとカンベンかな〜。

ましてサーキットなぞにはいってしまうと、たいへん。
みんなが写真を撮りたがるし、
みんながツーショット撮りたがる。
そうそう、こっちの人って、なぜか一緒に写りたがるのだよ。

トイレに行くと、お掃除の女の子達がみんな手を振ってくれる。
サインくれとねだられる。写真一緒にとってって言われる。
みんな目をきらんきらんさせて理香を見てくれる。

そう、丁度、戦後日本の進駐軍のような気分？
っていうか、日本にやってきたマリリンモンローの気分？

もともとクアラルンプールってそんなに大きな街じゃないから、
なんかちょっとしたイベントがあると町中大盛り上がり！
どこにいっても、飛行場の免税店ですらも「セパン？」って聞かれるし。
まるで、日本で言うサッカーワールドカップぐらいのイキオイ。

ＧＴレーサーさんなんて言ったらスーパースター。
そのレーサーさん達が連れてくるキャンギャル達は、
スーパーモデルぐらいのイキオイかしら。
（って、別にレーサーさんが連れてくる訳じゃないんだけどなあ）

そういえば、第一期のＧＴマレーシアクイーンをやっていた
理香の親友紅林ミキちゃんも言っていたっけ。
ＧＴマレーシアクイーンなんてもうトップアイドルで、
町中の人が名前を覚えて呼んでくれるぐらいだって。

盛り上がり方もすごいよ。
グリッドボードを持った私たちがサーキットに入った瞬間、
メインスタンドは拍手とどよめきだもの。
ちょっと手なんか振ると、歓声が飛んじゃったりして。
逆に女の子達の方が気圧されて固くなっちゃったりして。
あんまり萎縮しない理香は手を振ったりしてにこにこしていたんだけれど、
他の子達とのかねあいも考えてほどほどにしておきました。

キャンギャルオンステージも、英語のＭＣさんが超盛り上げていて、
「みんな、アイラブユーって言おうゼ」
「アイラブユー！！！！」（一斉に）
みたいなイキオイなのさ。
（翻訳するとイマイチだけれど）
帰る時も「エブリバディー、ウエーブ！！」（みんな手を振って！）
みたいなカンジ？
も〜、めっちゃくっちゃ楽しい。
多分英語わかんなくても雰囲気だけでも楽しいんじゃないかしら。

日本では考えられないようなお祭り騒ぎでした。

でもね、理香は知らなかったんだけれど、
結構パスポートや荷物盗まれた人が多発していたみたいだよ。
理香が聞いただけでも４人ぐらい盗まれているから。
ホント、マレーシア行く人たち、気を付けてください。
日本人は豊かだと思われているから、特に注意だね！