ＧＴマレーシア戦はホントに熱い戦いでした。
気温も４０度近くて勿論暑かったんだけれど、それ以上に、
ハートが燃えるような熱いレースを見せて貰いました。

十勝２４時間耐久の時にも感じた気持ちと似ているかも。
もう、こんな過酷だったらレースの結果なんてどうでもいい。
まあ運不運はあるけれど、力出し切ったし。
みんな無事で、良かった。

ホント今レースに参加した全ての方々、
レーサーさん、メカニックさん、キャンギャル達、その他スタッフの方々、
みんなみんなと健闘を祝いあいたいような気分です。

レイジュンはクールスーツのトラブル発生で
大きく予定を狂わされてしまいました。

吉本選手が倒れて救急車で運ばれてしまい、
ＯＳＡＭＵさんもクールスーツなしでその後を一手に引き受けて走りました。
が、やはり最後の方は相当へろへろになってらっしゃって、
最後、車を所定の位置につけた後、表に出た途端に座り込んでしまわれる程でした。

みんながペットボトルばんばん開けて水かけて救護します。
理香も一生懸命水かけたりうちわであおいだりしていました。
自分もチームの一員として、あとそれ以前に「人として」、
やっぱり何かお役に立ちたかったのです。

後で帰る頃、ＯＳＡＭＵさんに控え室に呼ばれました。
そして、「近くに来ないで」って言われたのです。
「・・・え？」って最初はショックを受けたのですが、続いて、
「ぼろぼろになって悔し涙流している姿は見られたくない。」とおっしゃいました。
今回の様な過酷なレースで倒れたりするような時には、
女の子に見てられたくないって事なんでしょう。

確かに頭からタオルを被ってらっしゃったんだけれど、
みんながかけた水を拭いているのか、それとも直射日光を防いでいるのか、
そんなんだと思っていました。

「・・・あれは、泣いてらっしゃったんだ！」と思ったら、
ものすごく感動してなみだがでてきてしまいました。

最近弱っちい男が多いんだよね。
っていうか、弱さをウリにしているような男。
男としての「意地」とか「見栄」とか「やせ我慢」とか、
そういうのに拘る人が少なすぎる。
そんな事を肌で感じる昨今、なんかこのＯＳＡＭＵさんの強がり。
きゅーんと切なくなるような（すみません）。

なんかレースっていいですね！！

口で言う「男の世界」には、
うさんくささとナルシシズムと秘密主義のにおいがぷんぷんして
ぶっちゃけ女のわたくしといたしましてはかなり閉口モノなんですが、
こうして言わずとも感じる「男の世界」には全く諸手を挙げて降参です。

お二人とも最高に格好いいです。
限界ぎりぎりのところでガンバッテる姿に惚れました。
チームレイジュン、最高！！！