これは昔感動してメモランネタにしようと思って切り取っておいて
すっかり忘れ果てていたものです☆。
片づけしていたらふっと見つけてしまいました。
読み返してみてもなかなか良かったので遅ればせながら掲載します。
多分朝日新聞に１，２ヶ月ぐらい前に載っていた記事だと思います。

「ＴＶダイアリー」中村雅俊２

もう５，６年前になるだろうか。
ビートルズのジョン・レノンの奥さん、
小野ヨーコさんに知人を通じてお会いしたことがあった。

中村雅俊という人物を知っていたかどうか非常に興味あるところで、
ぶっちゃけ、本人に聞いてみた。
当たり前の言葉が返ってきた。
やっぱり俺のことは知らなかった。

じゃあ、どうして俺にあってくれたんだろう？
小野さんの言葉はこうだった。

「知人を通じてのお誘い。
断るのは簡単。それで全て終わり。
でも、貴方に会うことを一つの運命だと思っている。」

えっ、運命？
運命ですか？

「断れば何も変化はない。
でも逢うことで、結果として何かが変わり、
いい出会いになるかもしれない。
というか、こういう話が出たこと自体、
自然の流れというか、やっぱ運命よ」

なるほど。簡単に断れば、その後は何もない。
でも受け入れれば、
自分の枠では予想も出来ないストーリー、人生が始まる。
不安だけれど、なーんかおもしろそうだ。

それ以来俺は、こっそりその考え方をまねさせてもらっている。
ただＹＥＳというだけではなく、勇気を持って、
自分の臭覚を信じてハイというのだ。

ALL OR NOTHING。
どっちが良いとは言えないが、
不思議とＹＥＳといった後に、
何かエネルギーがわき上がってくるのを感じるのは嘘じゃない。
みなさんも「楽」を選ばないで「面倒」を楽しもうではありませんか。