今日も怖い夢を見て、叫び声を上げて目を覚ました。
涙がぼろぼろこぼれて止まらなかった。
カーテンから漏れる優しいお日様の光を見ても、
なぜか心は深い悲しみで一杯だった。

狂おしいほどの夜をいくつ過ごしたら、
人は幸せになれるんだろう。
ため息の向こうに、幸せの虹はかかるんだろうか。

On the way・・・
行き先はどこに続いているんだろう。
to the happiness？それとも to the death?
それともいつまでも出口の見えない地下通路を歩き続けるんだろうか？
カタコンベ（地下墓地）のような暗い孤独の中で、ひとり。

アインシュタイン博士ですらびっくりしちゃうだろうな。
こんなに時間が相対的な伸び縮みするなんて。
呆れるほど緩慢な時の流れの中で、
やせ細ってびりびりととがっていく神経だけが、
風が吹いても、しくしくと痛む。

天国には、真っ白な百合の花が咲いているんだろうか。
それとも黄金色のパレスの池に蓮の花が浮かんでいるのだろうか。
大きな安らぎに包まれて、人は幸せなのだろうか。

１００億の夜を越えて、
人はきっと大人になれる。
１００億の涙の粒で、
人はきっと強くなれる。