女の子って・・・

女の子って超わかんない。

大事にしてあげると、最初は喜んでいるんだけれど、
そのうち増長してくる。

普通はどんどん借りを作ったら、
借りがどんどん大きくなるにしたがって、
いたたまれなくなるものだと思うのですが、
女の子って一向平気だよね。

１００のメリットを享受しても、
１の気に入らないことがあったら
その１を理由に、ひとくさり文句を言ったりする。

裏切られるのは許せないけれど、
自分が裏切るのはかなり平気だったりする。
っていうか、裏切ったって意識、ないでしょ？

でも、責められると、たいへん。
泣くか、怒るか、縁を切るか。
もしそれ以外の行動をとるような女の子は、
陰でどんな復讐を考えているか分かりませんヨ。

よく「男はおおきな子供」なんていいますが、
とんでもない！
女の子の方がよっぽど「子供」なんじゃないでしょうか。

でも、感情的に未分化なのに、
妙に感覚は現実的だったりして、
そのギャップにまた驚かされることもあります。
どーしてこんな時にこんな現実的な話が！
とびっくりしつつもそのしたたかさに舌を巻きます。

でもね、女の子ってとっても素敵。

しなやかに生を生きているカンジがする。
本能のまま、生まれたままに突っ走っている気がする。
それって誰にでも出来ることじゃないよね。
他ならぬ「おんなのこ」だけに許された特権。

女の子に許されるわがまま。
それは、男社会への反抗。

弱そうで、したたかで、
生（き）のままに生きていく強さ。
美しさを武器に戦うことの尊さ。

或る意味、風車に向かうドンキホーテのようでいて、
その実、真の歴史の立役者。

全ての女の子はとってもかわいい。
たまにかちんとくることはあっても、
女の子は、女の子というだけで、許せてしまう。
不思議なイキモノ。