言わなくてもいいこと

言わなくていいことって案外世の中に多いのかもしれない。

あたしは気が付くとすぐに指摘したくなっちゃうし、
そこがまた自分の良いところでもあると自覚しているんだけれど、
言わなくていいことも世の中には存外多いと言うことに
最近気が付いてきた。

人は言われて嬉しいこともあるんだけれど、
特にぐさっとくることは言われてけむたいこともある。
そんなことは言わないのが一番！
見ざる、聞かざる、言わざるとはよく言ったもの。

勿論「なんだあ、言ってくれればいいのに」
という事もあるんだろうけれど、
Who knows？
判断基準がわかんないんだよね。

多分もう少しの観察力。
そんなもんがあればもっと世界はスムーズに回って、
誰も傷つけることがない理想郷になるのかもしれないんだけれど、
あたしの力じゃまだまだだナ。

あと２，３０年も経てば悟りが開けるのかしら。
いやでも、理香は中学の頃は、
自分で言うのもなんだけどまるで神童のように頭がまわって、
すばらしい才能を発揮していた気がする。
今はどんどんひらめきがなくなってきている気がするナ。

というと、もっと頭がぱーになって、
どんどん偏狭になるタイプかしらん。
そういう人もいるよね。
それとも、仙人や偉いお坊さんのように、
年を取ることがプラスに働いたりするんだろうか。
年寄りの地位を向上させ、
若いモンに尊敬されるような年寄りになれるんだろうか。

まあそんな未来の話を言っててもしょうがないね。

閑話休題。

言葉には言霊があるっていうけれど、
あたしたちがしゃべっていること、書いていること、
コレ全部情報。

不用意な発言がいかに自分のイメージを傷つけたり、
中途半端な引用で意味を曲げられてしまったり、
そんなことを経験するうちに少しずつ賢くなってきた気がする。

もしも頭が回ってないのだったら、
いっそのこと何もしゃべらない方がよいのです。